世界で運営されているIG証券を利用していると、これまでの証券会社では気にしていなかった機能の存在に気が付きます。今回は、それらを5つ紹介します。
はじめに
IG証券を利用していて、これはいいな・知らなかったなという事がありましたので、下記の5項目を紹介します。
- 米国株式取引での課税軽減手続きは必須
- 個別株取引の手数料に注意
- 顧客センチメントでの売買状況確認
- 経済ニュースカレンダーでイベント把握
- 投資初心者用学習教材が豊富
米国株式取引での課税軽減手続きは必須
米国株を取引して間もなく、“源泉徴収の課税を…“と言う内容のメールが届きます。一瞬身に覚えが無いので関係ないように思ってしまいますが、対象者はメールを受け取った全員です。
ホームページにも同内容の説明が下記の通り記載されています。
これは米国CFDで発生する配当金相当の対象課税を、30%→10%にするための手続きです。放置すると、手数料を取られる場合もあるそうですから、必ず手続きしましょう。
手続きはIG証券のHPから、[My IG] > [各種設定] > [米国株式取引]にあるフォームを記入して送信するだけです。
個別株取引の手数料に注意
日本国内とは異なり最低取引単位が1から可能なのを良いことに、初めはスロースタートだとばかりに小さい額の取引を数多く実施していました。
ある日、年間損益欄を確認すると、取引損益のイメージとは遙かに大きな額のマイナスが計上されています。詳細を見ると、手数料の欄が取引損益の何倍にもなっていました。
IG証券の手数料の欄に、片道手数料16.5ドルと明記されていましたが、完全に失念していましたね。国内の最低単元が10株・100株だと考えれば、決して高いという額ではないです。
個別株の場合、売り買いで4000円程度の利益を出さないと手数料負けしてしまうことになります。小単位取引も可能ですが、手数料の比率が大きくなるので注意が必要です。
顧客センチメントで売買状況確認
IG証券を利用している世界中の投資家が、ある銘柄の売り・買いどちらのポジションを保持しているかを割合で知ることができます。これは、世界規模で取引を行っているIG証券ならではの機能で、日本国内の傾向にとらわれず確認できることは取引に有利に働きます。
特に、海外投資家の売買量が圧倒的に多いであろう、海外市場や円を含まない通貨取引では、世界基準を知れることはありがたいです。
経済ニュースカレンダーでイベント把握
何気に便利なのが、世界中の経済指標が一覧で表示される、経済ニュースカレンダーです。世界各国から発表される経済指標が、何月何日の何時に発表されるのか、前回値・予想値とともに一覧で簡単に確認することができます。
指標値には、インフレ指数や雇用統計等株価を左右するイベントも数多く含まれており、これらのイベントを確認することは、取引上メリットしかありません。
初めの頃は、意味が分からないですが、何度も眺めていると株価への影響度が感じれるようになります。
投資初心者用学習教材が豊富
IG証券ユーザーは、「IGアカデミー」という投資学習用オンラインコースを受講することができます。取引の仕組みから、テクニカル・ファンダメンタル分析の基礎およびリスク管理等を無料で学ぶことができます。
内容が簡潔にまとまっており、これから投資の世界へ踏み出そうとするユーザーに最低限の知識を与えてくれます。
まとめ
世界規模で運営されているIG証券は、サービス内容も世界規模です。国内証券では扱っていないサービスも多数あるので、短期トレードを考えているユーザーは是非開設して体験してみてほしいと思います。
以上、IG証券ビギナーが知っておきたい5項目の紹介でした。
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