今回は、ネット銀行の中でもサービスが充実しているSBI銀行の、知っておいて損はない便利な使い方を紹介します。
特徴
- ATM手数料・振込手数料無料の回数が多い
SBI証券も絡めて、ATM手数料5回/月、振込手数料3回/月に簡単にすることができます。 - メガバンクから手数料無料で入金できる
給料振り込みが別口座であっても、手数料なしで入金することができます。 - 口座を複数作ることができる
目的別に口座を管理することで、使い込み等を防ぐことができます。
ATM手数料・振込手数料無料の回数が多い
デフォルトでもATM手数料2回/月、振込手数料1回/月となっていますが、下記を設定するだけで、先の手数料無料回数を5回と3回にスマプロランクをUPさせることができます。
- 外貨預金(普通・定期)に月末残高がある
例えば、1ドル外貨を買い付けて、放置するだけです。100円ちょっとを一回だけの出金なので、問題ない範囲で条件を1つクリアします。 - SBIハイブリッド預金に月末残高がある
SBI証券とSBI銀行に口座を開いて口座を連携させるだけです。あとは、少しばかり入金しておけば、条件を1つクリアします。無料で手続きできます。
これ以上の回数にするには、30歳未満のユーザーもしくはローンや指定クレジットカードの使用が必要となってきますが、ここまでなら日常生活に負荷なく到達できるレベルかと思います。
また、2021/6月からは条件が変更となり、更に敷居が下がる見込みです。詳細は、SBI銀行のスマートプログラム改定で楽々ATM無料5回に記載しています。
メガバンクから手数料無料で入金できる
SBI銀行のサービスを使えば、給料口座が別のメガバンクであっても、手数料無料で自動的に必要な口座に入金することができます。
定額自動入金サービスとは
定額自動入金サービスは、手数料無料で他の銀行からSBI銀行へ、5件/月まで自動入金ができます。なので、別口座の給料や貯金のための移動を自動的に実行できます。1回につき、1万円以上1000円単位で金額を指定可能です。
引落日は毎月5日もしくは27日の二択で、代表口座への入金は引落日の4営業日後、と若干の制約はありますが、手数料無料で実施できるのは魅力です。
定額自動振込サービスとは
指定した振込先に、毎月もしくは毎週の指定定期で、10件/月まで振込できるサービスです。基本的には手数料がかかりますが、上記記載のスマプロランクに合わせた振込手数料無料回数範囲で実施すれば、3回/月は無料で振り込むことが可能です。
振込サービスは、自動入金サービスとは異なり、指定日に振込が完了します。
定額自動入金・振込サービスを併せて使うと
定額自動入金サービスと振込サービスを併せて使えば、給与口座から別銀行への資金移動をSBI銀行を介して、手数料無料で自動的に実施可能です。
定期的に資金移動があるユーザーは、店頭に並ぶことも忘れることもなく実行できるので、大変便利だと思います。
口座を複数作ることができる
口座開設時に払い出される”代表口座”とは別に、目的に応じて口座を5つまで作成することができます。
口座には好きな名前を付けて、目標金額や目標期日とともに作成します。作成すると、残高照会や入出金明細も独立した口座として表示されるようになります。
なお注意点として、外部との連携(引き出し、預け入れ、振り込み)等は、代表口座と行います。なので、必要に応じて振替にひと手間かかりますが、逆に使い過ぎないストッパーになります。
預金を分割しておくことで、使い込みを防ぎ、また状況が把握できる良い機能だと思います。
まとめ
SBI銀行は、ネット銀行の中でも各種手数料が安く、先に紹介したような定額自動サービスや(SBI証券を組み合わせての)手数料無料回数はとてもユーザーに優しい仕様となっています。また、目的別口座を用いれば、つらいはずの貯金も楽しくなりますね。
以上、SBI銀行のお得な使い方の紹介でした。
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